(1)会社名:有限会社 茂木製作所
(2)ホームページアドレス
(3)会社設立年次/創業年次
1980年4月
(4)事業所所在地:本社、工場、営業所等
〒367-0254 埼玉県本庄市児玉町太駄373-2
(5)資本金
3,000 千円
(6)従業者数(正規従業者、パート/臨時等)
12名
(7)主な事業内容
自動車部品,一般機械部品等の切削加工
(1)主な機械設備(型式、製造会社等)/生産システム
・ブラザー工業のMC,タッピングマシン、他
(2)主な測定設備機器
・キーエンス社ワンショット3D形状測定機VR-6000
・キーエンス社画像寸法測定器IM-6255
顧客との共創と高い提案力
品質を最優先し、試作段階から顧客と密にすり合わせを行うことで、要望に沿った製品を作り上げています。特に新規案件では、図面の修正や仕様変更を繰り返しながら製品を立ち上げます。
また、単に図面通りに作るだけでなく、製造現場の視点から加工性や品質を向上させるための改善提案を積極的に行うことが、他社との大きな差別化要因となり、顧客からの高い信頼を得ています。
高品質な加工を実現する技術力
タップ加工において、製品の材質や特性に合わせて最適な刃物(比較的高価なものも使用)を選定し、切削条件を最適化することで、バリがなく光沢のある「きれい」な仕上がりを実現しています。
この加工品質は顧客からも高く評価されています。
高精度な品質保証体制
キーエンス製の高精度な画像測定器(IM-6225、VR-6000)を導入しており、ノギスやマイクロメータでは測定困難な箇所の寸法や形状も正確に検査できる体制を構築しています。これにより、自社の加工精度の高さを客観的に保証しています。
柔軟な生産を支える治具の設計能力
マシニングセンタの性能を最大限に引き出す治具について、顧客の要求数量や製品形状に応じて最適な仕様を社内で考案しています。製作自体は外部の専門業者に委託しますが、加工ノウハウに基づいた治具の設計思想を持つことが、効率的で高品質な生産を支える強みとなっています。
【経験と勘を「仕組み」へ。データと連携で導く、高付加価値経営への挑戦】
技術・ノウハウの標準化と共有
加工条件の設定が、現在1〜2名の熟練作業者の経験と判断に依存している状況なので、技術の属人化を避け、組織全体の技術力を底上げするために、材質や加工内容に応じた刃物の選定や回転数などのノウハウをデータベース化し、社内で共有する仕組みを構築します。
原価管理の精緻化による戦略的な価格設定
製品ごとの正確な原価を把握し、勘に頼らない客観的なデータに基づいた見積もり作成体制を強化することが重要です。これにより、適正な利益を確保できるだけでなく、価格交渉時の説得力も増します。どの仕事が収益に貢献しているかを見極め、戦略的な受注判断を行うための基盤とします。
事業の核を明確にした戦略的展開
「タップ加工」を事業の柱としてより明確に打ち出し、特に規格品ではない「特殊ネジ」の分野に挑戦することで、付加価値の高い市場での競争力を高めます。将来的には、自社で対応できない雄ネジ加工などを行う企業と連携し、雄雌セットで特殊ネジ製品を供給する体制を構築することも有効な戦略として検討します。
「埼玉仮想工業団地」の積極的な活用
自社にない設備を持つ企業とのネットワークをより積極的に活用し、共同受注のハブとなることで、設備投資を抑えながら幅広い加工案件に対応できる体制を構築します。受け身ではなく、案件ごとに自社が主導して他社と連携する実績を積み重ねることで、事業機会の拡大が期待できます。
(1)修了生名
三好 博幸様
(2)修了年次
19期(中小企業経営コース)
(3)所属ゼミ
弓削 徹 教授
日本工業大学 専門職大学院
中小企業イノベーションセンター
〒101-0051
東京都千代田区神保町2-5 401室
TEL: 03-3511-7591